2020 京王杯AH 最終予想
日曜日の中山メイン重賞「京王杯AH」の最終予想を公開させていただきます。
前々日馬場情報
JRAが前々日に馬場情報を出しているのでチェックしていきます。
人気別成績 過去20年
特に活躍が目立っているのが6~9番人気のゾーン
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 6-0-2-12 | 30.0% | 30.0% | 40.0% | 82.5% | 57.5% |
2番人気 | 6-2-4-8 | 30.0% | 40.0% | 60.0% | 154.5% | 115.5% |
3番人気 | 3-2-3-12 | 15.0% | 25.0% | 40.0% | 92.5% | 85.0% |
4番人気 | 2-3-1-14 | 10.0% | 25.0% | 30.0% | 74.5% | 70.0% |
5番人気 | 0-2-1-17 | 0.0% | 10.0% | 15.0% | 0.0% | 43.5% |
6~9番人気 | 1-7-7-65 | 1.3% | 10.0% | 18.8% | 18.4% | 84.4% |
10番人気以下 | 2-4-2-95 | 1.9% | 5.8% | 7.8% | 79.3% | 65.4% |
2008年以降、1~2番人気は【7.1.3.13】と約半数が馬券に絡んでいるものの、それ以下は人気サイドから超人気薄までまんべんなく好走しており、2桁人気だからといって軽視はできない。特に活躍が目立っているのが6~9番人気で、複勝率は20%超とかなり優秀。このあたりを積極的に狙っていったほうが、儲けるうえでは効率がいいはず。
本命◎ 9 アフランシール 津村 7人気
対抗○ 11 ラセット 秋山 6人気
3番手▲ 12 エントシャイデン 大野 13人気
4番手△ 16 スマイルカナ 柴田 2人気
5番手△ 3 アルーシャ 戸崎 3人気
ヒモ 1.4.5.6.10.14
今回の予想優先項目は、
1.2010年以降の中山開催では5枠の馬が5勝
2.軽ハンデ馬と重ハンデ馬が狙い目
3.夏の上がり馬が勢いのままに激走
4.前走1着馬が7勝と大活躍
5.ディープインパクト産駒・前走で上がり3ハロン上位馬
本命の9 アフランシールは予想優先項目1〜5すべて該当。前走8月に新潟3勝クラスを勝ち上がってきた馬。このメンバーのなかで予想項目にすべて該当したのはこの馬だけここは、人気も7番人気ですし、好走条件にハマっているこの馬を、迷わず本命にします。
対抗は、11 ラセットでいきます。予想優先項目1・5で該当。3歳時のアーリントンC(11着)以来の重賞挑戦となった前走の中京記念で2着に好走。勝ったメイケイダイハードとはタイム差なしの接戦でした。記念すべきモンテロッソ産駒のJRA重賞初勝利を今回も目指して好走するのではと思います。
3番手に、12 エントシャイデンを3番手に入れました。予想優先項目1・5で該当。この夏は中京記念3着、関屋記念6着とサマーマイルシリーズで善戦。全姉ブランボヌール、半弟ビアンフェ(父キズナ)が重賞勝ち。ここで初対決となる半妹アフランシール(父ハーツクライ)もオープン馬という活力のある牝系出身。妹アフランシールと好走を期待してます。4番手に、16 スマイルカナを入れてます。予想優先項目2・4で該当。前々走のオークス(16着)後は自身の得意な距離を求めて米子S(リステッド。阪神、芝1600メートル)へ。得意の先行策できっちりと勝ち切り、マイル適性の高さをあらためて見せつけた。開幕週の良好な馬場コンディションもこの馬の脚質には味方になりそう。
5番手に、3 アルーシャでいきます。予想優先項目4・5で該当。3歳時にはクイーンC3着の好走があった馬。前走パラダイスS(東京・芝1600m)1着からの休み明けの1戦。中山の馬場が合いそうな馬ですし、雨で馬場が渋ればされに好走確立があがりそうな馬。
この5頭からヒモへの組み合わせで買い目を考えました。
2020 京王杯AH 買い目
単勝・複勝
9 |
3連複
1頭目 | 2頭目 | 3頭目 | 点数 |
---|---|---|---|
9 | 9.11.12 | 3.9.11.12.16 | 5 |
9 | 3.9.11.12.16 | 1.3.4.5.6.9.10.11.12.14.16 | 30 |
本命9アフランシールの単勝・複勝と、上位5頭からの3連複で、買い目が3パターンになります。
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2020 京王杯AH 枠順確定
「第65回 京王杯AH(G3)」
2020年9月13日(日)
中山 芝1600m
3歳以上オープン (国際)(特指)(ハンデ)
4回中山2日 15:45発走
1956年に3歳以上のハンデキャップ競走「オータムハンデキャップ」として創設された。その後、1959年に「京王杯オータムハンデキャップ」に変更、さらに1998年に現在の「京成杯オータムハンデキャップ」に改称された。
創設当初は東京競馬場・芝1600メートルで行われていたが、1963年に1800メートルに延長された。その後、幾度かの開催場・距離の変更を経て1980年から中山競馬場での開催が定着し、1984年から現行の芝1600メートルで行われている。
2012年より、従来のサマーシリーズに「サマーマイルシリーズ」が新たに加えられ、本競走はその最終戦(第4戦)に指定されている。
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | ルフトシュトローム | 牡3 | 54.0 | 石橋脩 | 7.0 (3人気) |
2 | ボンセルヴィーソ | 牡6 | 55.0 | 木幡巧 | 86.8 (15人気) |
3 | アルーシャ | 牝5 | 55.0 | 戸崎圭 | 27.5 (10人気) |
4 | ストーミーシー | 牡7 | 57.0 | 田辺 | 29.8 (11人気) |
5 | アンドラステ | 牝4 | 53.0 | ルメー | 2.6 (1人気) |
6 | スイープセレリタス | 牝4 | 52.0 | 丸山 | 34.5 (12人気) |
7 | ジャンダルム | 牡5 | 56.0 | 藤井勘 | 41.5 (14人気) |
8 | シゲルピンクダイヤ | 牝4 | 54.0 | 和田竜 | 18.9 (6人気) |
9 | アフランシール | 牝4 | 52.0 | 津村 | 26.3 (9人気) |
10 | トロワゼトワル | 牝5 | 55.0 | 横山典 | 10.8 (4人気) |
11 | ラセット | 牡5 | 55.0 | 秋山真 | 13.4 (5人気) |
12 | エントシャイデン | 牡5 | 56.0 | 大野 | 24.1 (7人気) |
13 | ミッキーブリランテ | 牡4 | 54.0 | 坂井 | 24.6 (8人気) |
14 | アストラエンブレム | セ7 | 57.0 | 横山武 | 40.3 (13人気) |
15 | メイケイダイハード | 牡5 | 55.0 | 酒井 | 98.1 (16人気) |
16 | スマイルカナ | 牝3 | 52.0 | 柴田大 | 4.4 (2人気) |
京王杯AH 過去データ
2019年9月8日(日) 中山 芝1600m 馬場:良
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順 | 上がり | 単勝オッズ | 人気 | 馬体重 | 厩舎 | 馬主 | 賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | トロワゼトワル | 牝4 | 52 | 横山典弘 | 1:30.3 | 1-1-1 | 34.9 | 7.2 | 4 | 462(-4) | [西] 安田隆行 | 社台レースホース | 3,957.4 | |
2 | 11 | ディメンシオン | 牝5 | 53 | 北村宏司 | 1:30.9 | 3.1/2 | 2-3-3 | 34.2 | 9.4 | 5 | 454(-8) | [西] 藤原英昭 | 広尾レース | 1,616.4 |
3 | 2 | ジャンダルム | 牡4 | 55 | 藤井勘一 | 1:30.9 | クビ | 4-3-3 | 34.2 | 28.2 | 10 | 500(-6) | [西] 池江泰寿 | 前田幸治 | 988.2 |
4 | 3 | カルヴァリオ | セ6 | 53 | 黛弘人 | 1:31.0 | 1/2 | 8-7-5 | 33.9 | 276.2 | 15 | 478(-4) | [東] 大竹正博 | ノルマンディーサラブレッドレーシング | 590.0 |
5 | 1 | プロディガルサン | 牡6 | 55 | 三浦皇成 | 1:31.0 | アタマ | 13-13-12 | 33.5 | 6.8 | 3 | 510(-4) | [東] 国枝栄 | 金子真人ホールディングス | 390.0 |
2018年9月9日(日) 中山 芝1600m 馬場:良
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順 | 上がり | 単勝オッズ | 人気 | 馬体重 | 厩舎 | 馬主 | 賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | ミッキーグローリー | 牡5 | 55 | ルメール | 1:32.4 | 10-9-8 | 33.5 | 3.3 | 1 | 550(+8) | [東] 国枝栄 | 野田みづき | 3,952.5 | |
2 | 14 | ワントゥワン | 牝5 | 53 | 戸崎圭太 | 1:32.5 | 3/4 | 14-15-14 | 33.0 | 6.4 | 3 | 446(-4) | [西] 藤岡健一 | 青山洋一 | 1,615.0 |
3 | 2 | ロジクライ | 牡5 | 56.5 | 浜中俊 | 1:32.6 | 3/4 | 6-6-4 | 34.1 | 3.3 | 2 | 512(-4) | [西] 須貝尚介 | 久米田正明 | 987.5 |
4 | 5 | ロードクエスト | 牡5 | 56.5 | 三浦皇成 | 1:32.6 | ハナ | 3-6-8 | 34.0 | 14.4 | 5 | 460(0) | [東] 小島茂之 | ロードホースクラブ | 590.0 |
5 | 13 | ゴールドサーベラス | 牡6 | 54 | 柴山雄一 | 1:32.6 | アタマ | 10-6-4 | 34.1 | 19.7 | 8 | 448(+4) | [東] 清水英克 | 田頭勇貴 | 390.0 |
2017年9月10日(日) 中山 芝1600m 馬場:良
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順 | 上がり | 単勝オッズ | 人気 | 馬体重 | 厩舎 | 馬主 | 賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | グランシルク | 牡5 | 56 | 田辺裕信 | 1:31.6 | 8-9-7 | 33.4 | 3.0 | 1 | 504(0) | [東] 戸田博文 | シルクレーシング | 3,958.1 | |
2 | 3 | ガリバルディ | 牡6 | 57 | 北村宏司 | 1:31.9 | 1.3/4 | 12-11-11 | 33.6 | 28.5 | 11 | 504(0) | [西] 藤原英昭 | 社台レースホース | 1,616.6 |
3 | 13 | ダノンリバティ | 牡5 | 56 | 松若風馬 | 1:31.9 | クビ | 8-7-7 | 34.0 | 13.7 | 6 | 524(-2) | [西] 音無秀孝 | ダノックス | 988.3 |
4 | 5 | マルターズアポジー | 牡5 | 58 | 武士沢友 | 1:32.2 | 1.3/4 | 1-1-1 | 35.1 | 4.5 | 2 | 528(0) | [東] 堀井雅広 | 藤田在子 | 590.0 |
5 | 12 | トーセンデューク | 牡6 | 55 | 三浦皇成 | 1:32.3 | 1/2 | 13-13-14 | 33.7 | 25.4 | 9 | 452(+2) | [西] 藤原英昭 | 島川隆哉 | 390.0 |
2020 京王杯AH 過去傾向データ
2010年以降の中山開催では5枠の馬が5勝
新潟開催だった2014年を除く、中山競馬場で行われた過去9回の枠番別データには顕著な傾向が。スタートしてすぐにコーナーがあり、なおかつ全体的に馬場状態が良好な開幕週ということもあって、距離ロスの生じやすい外枠(7枠、8枠)の勝利はゼロ。内枠も後手を踏むと揉まれる展開になりやすく、勝ち切るのが難しいよう。優勝回数が多いのは5枠で9回中5回で優勝、それに次ぐのが6枠の2勝となっている。
軽ハンデ馬と重ハンデ馬が狙い目
過去10年の負担重量別成績を見ると、軽ハンデ馬の活躍が。出走頭数は少ないものの52キログラムは3頭中2頭が優勝。2019年のトロワゼトワルも52キログラムでの勝利。53キログラムでは、2015年に13番人気で優勝したフラアンジェリコや、2013年に7番人気で3着に入ったゴットフリートなど穴馬の好走例も。また、57.5キログラム以上の重ハンデの馬も3着内率は高い数字が。軽ハンデ馬だけでなく、重いハンデとなった馬も好走する確率が高いよう。
夏の上がり馬が勢いのままに激走
出走馬が前走にどのようなレースを走っていたかを集計してみると、最も優勝が多いのは前走が7月から8月の3勝クラス(旧1600万下)だった馬。勝率57.1%は驚異的な数字。逆に同時期のオープン特別を使われて挑んだ馬は勝率・3着内率共に3.3%と不振。夏場の重賞を使われていた馬は、3着以内に合計18頭入っているが勝率はそこまで高くない。また、夏を休養に充てた(前走が6月以前の)馬も合計2勝を挙げているが、どちらも上位人気馬によるものであり、配当妙味は薄かった。
前走1着馬が7勝と大活躍
過去10年の前走の着順別成績を見ると、前走で勝利していた馬が7勝と大活躍している。しかも、2019年の優勝馬トロワゼトワルはオープンクラスへの昇級初戦、2018年の優勝馬ミッキーグローリーも昇級初戦かつ重賞初挑戦と、オープンクラス入りしたばかりの馬が2年連続で優勝している。暑さが残る季節で休養中の実績馬が多く、なおかつ実績馬が重い斤量を背負うハンデ戦であるため、実績よりも勢いがモノをいう結果になることが多いよう。
ディープインパクト産駒・前走で上がり3ハロン上位馬
鋭い決め手を求められるレースということもあり、ディープインパクト産駒が好調。なかでも、前走で上がり3ハロン上位の末脚を繰り出していた馬が毎年のように上位を賑わせている。一方、急坂かつ小回りの中山コースということも影響しているのか、ストームバード系やダンチヒ系、ボールドルーラー系など米国色の強いスピード持続力型の種牡馬を父もしくは母父に持つ馬の好走例が多い。ほかでは、芝・ダ兼備型のサンデーサイレンス系やロベルト系の種牡馬を父に持つ馬の活躍も目立つ。いずれの血脈にせよ、決め手の有無は重要。近2走内で上がり3ハロン3位以内の末脚を使っていた馬を優先すべきだ。
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