2020 札幌記念 最終予想
日曜日の札幌メイン重賞「札幌記念」の最終予想を公開させていただきます。
前々日馬場情報
JRAが前々日に馬場情報を出しているのでチェックしていきます。
人気別成績 過去20年
小~中波乱を想定して「人気サイド×中穴」の組み合わせ狙い
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 4-7-4-5 | 20.0% | 55.0% | 75.0% | 54.0% | 95.5% |
2番人気 | 6-2-3-9 | 30.0% | 40.0% | 55.0% | 128.0% | 87.5% |
3番人気 | 1-0-3-16 | 5.0% | 5.0% | 20.0% | 23.5% | 34.5% |
4番人気 | 1-1-5-13 | 5.0% | 10.0% | 35.0% | 62.0% | 85.0% |
5番人気 | 4-3-0-13 | 20.0% | 35.0% | 35.0% | 253.0% | 99.5% |
6~9番人気 | 4-3-3-70 | 5.0% | 8.8% | 12.5% | 112.4% | 68.5% |
10番人気以下 | 0-4-2-92 | 0.0% | 4.1% | 6.1% | 0.0% | 70.2% |
1998年以降の1番人気の成績は【6.7.4.5】と、信頼度はそれなりに高いが、単勝および複勝の回収率は100%割れの状況。配当的な妙味があるのは、単勝回収率が100%を超えている中穴ゾーンの5~9番人気あたり。対照的に10番人気以下の大穴ゾーンはイマイチの成績。
本命◎ 6 ラッキーライラック デムーロ 1人気
対抗○ 3 トーセンスーリヤ 横山和 5人気
3番手▲ 1 ノームコア 横山典 2人気
4番手△ 7 ブラックホール 石川 3人気
5番手△ 8 カウディーリョ 藤岡佑 9人気
ヒモ 2.5.10.12
本命は、
6 ラッキーライラック デムーロでいきます。
今回の予想優先項目は、
1.2走前か3走前にGⅠまたはGⅡで連対していた馬に注目
2.前走の着順は関係なし?
3.前走別の成績にも要注目
4.単勝オッズ別の成績に特徴あり
5.年齢別の成績をチェック
6.スピードの持続力に長けたサンデーサイレンス系
本命の6 ラッキーライラックは予想優先項目1〜6ですべて該当。このメンバーなら実績は一番。あえて不安を挙げるなら、オルフェーヴル産駒の大型馬にしては意外に軽い芝向きという点。稍重馬場で走った過去2回は、昨年の府中牝馬Sが3着、前走の宝塚記念が6着と、良馬場の時ほどは走れていないですが、ここは迷わず本命にします。
対抗は、3 トーセンスーリヤでいきます。予想優先項目2〜5で該当。ローエングリン産駒は2018年以降、函館と札幌の芝コースで52戦7勝、2着8回、3着5回の勝率13.5パーセント、3着内率38.5パーセント。サドラーズウェルズ系らしい洋芝適性を示しており、この馬も北海道で7戦して1勝、2着4回と好相性です。
3番手に、1 ノームコアを3番手に入れました。予想優先項目3・4・5で該当。昨年のヴィクトリアマイルをJRAレコード(当時)で制するなど、時計が速い決着での良績が目立つだけに、洋芝への対応がポイントになりそうです。血統的にはむしろ時計がかかって良さが出そうな感もあります。4番手に、7 ブラックホールを入れてます。予想優先項目2・4・6で該当。デビュー以来、馬群に突っ込めないのが不安ですが、それだけに、頭数が落ち着きそうなのはプラス材料だと思います。
5番手に、8 カウディーリョでいきます。予想優先項目2・6で該当。前走の函館記念は7着と敗れてますが、好走血統であるキングマンボ系の2頭のうち、この馬を5番手評価にしました。
この5頭からヒモへの組み合わせで買い目を考えました。
2020 札幌記念 買い目
単勝
6 |
3連複
1頭目 | 2頭目 | 3頭目 | 点数 |
---|---|---|---|
6 | 1.3.6 | 1.3.6.7.8 | 5 |
6 | 1.3.6.7.8 | 1.2.3.5.6.7.8.10.12 | 22 |
本命6の単勝と、上位5頭からの3連複で、買い目が3パターンになります。
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2020 札幌記念 枠順確定
「第56回 札幌記念(G2)」
2020年8月23日(日)
札幌 芝2000m
3歳以上オープン (国際)(特指)(定量)
2回札幌4日 15:45発走
札幌記念は、1965年に3歳以上・ハンデキャップの重賞として創設され、第1回は札幌競馬場の砂コース2000メートルで行われた。馬場については、札幌競馬場は寒冷地のため創設時は芝コースが無く、1968年まで左回りの砂コース、1969年から1974年まで左回りのダートコース、1975年から1989年まで右回りのダートコースで行われた。
1989年に、札幌競馬場に芝コースが新設されたが、芝の育成・保護のため芝コースの運用は翌1990年から始まり(1989年の札幌記念はダート1700メートルで開催)、それ以降本競走は芝2000メートルで行われている。また、負担重量は1997年にハンデキャップから別定重量となったのち、2006年に実力馬の参戦を促す観点から定量に変更された。
2006年から「サマー2000シリーズ」の第4戦に指定され、秋の中・長距離GⅠ戦線を展望する一戦としてだけでなく、シリーズ優勝を目指す馬にとっても重要なレースとなっている。
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | ノームコア | 牝5 | 55.0 | 横山典 | 4.3 (2人気) |
2 | ペルシアンナイト | 牡6 | 57.0 | 大野 | 18.5 (7人気) |
3 | トーセンスーリヤ | 牡5 | 57.0 | 横山和 | 11.7 (5人気) |
4 | ドレッドノータス | セ7 | 57.0 | 坂井 | 45.0 (11人気) |
5 | ルミナスウォリアー | 牡9 | 57.0 | 川島 | 87.8 (12人気) |
6 | ラッキーライラック | 牝5 | 55.0 | Mデム | 2.2 (1人気) |
7 | ブラックホール | 牡3 | 54.0 | 石川 | 10.6 (3人気) |
8 | カウディーリョ | 牡4 | 57.0 | 藤岡佑 | 20.3 (9人気) |
9 | イェッツト | 牡5 | 57.0 | 横山武 | 23.5 (10人気) |
10 | ポンデザール | 牝5 | 55.0 | ルメー | 11.1 (4人気) |
11 | アドマイヤジャスタ | 牡4 | 57.0 | 吉田隼 | 13.6 (6人気) |
12 | トーラスジェミニ | 牡4 | 57.0 | 木幡育 | 18.9 (8人気) |
札幌記念 過去データ
2019年8月18日(日) 札幌 芝2000m 馬場:良
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順 | 上がり | 単勝オッズ | 人気 | 馬体重 | 厩舎 | 馬主 | 賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ブラストワンピース | 牡4 | 57 | 川田将雅 | 2:00.1 | 9-9-8-6 | 34.9 | 4.7 | 3 | 536(-2) | [東] 大竹正博 | シルクレーシング | 7,099.4 | |
2 | 10 | サングレーザー | 牡5 | 57 | 岩田康誠 | 2:00.1 | クビ | 3-3-4-2 | 35.6 | 7.8 | 4 | 486(0) | [西] 浅見秀一 | G1レーシング | 2,828.4 |
3 | 9 | フィエールマン | 牡4 | 57 | ルメール | 2:00.3 | 1 | 9-9-10-9 | 34.9 | 2.3 | 1 | 480(0) | [東] 手塚貴久 | サンデーレーシング | 1,814.2 |
4 | 12 | ワグネリアン | 牡4 | 57 | 福永祐一 | 2:00.3 | クビ | 4-4-3-2 | 35.9 | 3.7 | 2 | 472(+4) | [西] 友道康夫 | 金子真人ホールディングス | 1,100.0 |
5 | 11 | ペルシアンナイト | 牡5 | 57 | M.デム | 2:00.4 | 1/2 | 8-7-7-5 | 35.4 | 17.7 | 5 | 490(-4) | [西] 池江泰寿 | G1レーシング | 700.0 |
2018年8月19日(日) 札幌 芝2000m 馬場:良
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順 | 上がり | 単勝オッズ | 人気 | 馬体重 | 厩舎 | 馬主 | 賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | サングレーザー | 牡4 | 57 | 福永祐一 | 2:01.1 | 7-7-7-9 | 36.8 | 5.2 | 2 | 488(+2) | [西] 浅見秀一 | G1レーシング | 7,112.0 | |
2 | 5 | マカヒキ | 牡5 | 57 | ルメール | 2:01.1 | ハナ | 15-14-13-11 | 36.4 | 4.3 | 1 | 506(+6) | [西] 友道康夫 | 金子真人ホールディングス | 2,832.0 |
3 | 15 | モズカッチャン | 牝4 | 55 | M.デム | 2:01.1 | アタマ | 16-16-16-14 | 36.0 | 6.9 | 4 | 484(0) | [西] 鮫島一歩 | キャピタル・システム | 1,816.0 |
4 | 12 | サウンズオブアース | 牡7 | 57 | 藤岡佑介 | 2:01.2 | 3/4 | 12-12-13-9 | 36.5 | 70.4 | 13 | 496(-2) | [西] 藤岡健一 | 吉田照哉 | 1,100.0 |
5 | 10 | スティッフェリオ | 牡4 | 57 | 丸山元気 | 2:01.5 | 1.3/4 | 5-5-4-3 | 37.5 | 57.5 | 12 | 442(0) | [西] 音無秀孝 | 社台レースホース | 700.0 |
2017年8月20日(日) 札幌 芝2000m 馬場:良
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順 | 上がり | 単勝オッズ | 人気 | 馬体重 | 厩舎 | 馬主 | 賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | サクラアンプルール | 牡6 | 57 | 蛯名正義 | 2:00.4 | 6-7-6-6 | 35.0 | 19.9 | 6 | 476(+2) | [東] 金成貴史 | さくらコマース | 7,091.0 | |
2 | 2 | ナリタハリケーン | 牡8 | 57 | 藤岡康太 | 2:00.4 | クビ | 11-10-9-8 | 34.7 | 68.1 | 12 | 486(0) | [西] 中尾秀正 | オースミ | 2,826.0 |
3 | 3 | ヤマカツエース | 牡5 | 57 | 池添謙一 | 2:00.6 | 1.1/2 | 6-5-5-4 | 35.4 | 2.7 | 1 | 508(-6) | [西] 池添兼雄 | 山田和夫 | 1,813.0 |
4 | 7 | サウンズオブアース | 牡6 | 57 | 横山典弘 | 2:00.7 | 1/2 | 3-5-6-6 | 35.3 | 8.0 | 4 | 512(0) | [西] 藤岡健一 | 吉田照哉 | 1,100.0 |
5 | 13 | エアスピネル | 牡4 | 57 | ルメール | 2:00.8 | クビ | 3-3-3-3 | 35.7 | 3.9 | 2 | 480(+4) | [西] 笹田和秀 | ラッキーフィールド | 700.0 |
2020 札幌記念 過去傾向データ
2走前か3走前にGⅠまたはGⅡで連対していた馬に注目
札幌記念は実績馬が多く出走するレース。波乱になる年もあるが、ここ3年に限ると「2走前か3走前にGⅠまたはGⅡで連対していた」という馬が優勝している。それ以前の優勝馬に関しても、その多くは近走のGⅠまたはGⅡで好走していた。
前走の着順は関係なし?
前走の着順別成績では、前走の着順があまり直結していないという傾向が見てとれる。前走が3着だった馬が勝率、連対率、3着内率の全てで最上位の数字となっているが、6着から9着だった馬も計5勝を挙げるなど上々の成績を残している。
前走別の成績にも要注目
前走別に成績をまとめてみると、国内GⅠから臨んだ馬が好成績で3着内率は41.0%に達している。その中でも成績が目立つのは宝塚記念〔2・2・1・5〕と安田記念〔1・2・1・4〕から臨んできた馬。ともに3着内率は50.0%となっており、この2レースから出走してくる馬がいれば無視できない存在になりそうだ。該当馬が最も多いのは函館記念だが、函館開催の後に札幌開催が行われる現在と同じ開催日程となった1997年以降において、函館記念と札幌記念を連勝した馬は、両レースとも函館競馬場で行われた2013年のトウケイヘイローだけ。過去10年で函館記念から臨み札幌記念で2着以内に入った6頭のうち、前述のトウケイヘイローを除く5頭はいずれも函館記念で3着以下に敗れていた。
単勝オッズ別の成績に特徴あり
過去10年の札幌記念では、単勝1倍台だった馬が3頭とも2着に敗れている。一方、2.0倍から4.9倍の馬は5勝を挙げている。その他で注目できるのは、10倍台だった馬が4勝を挙げているところ。このあたりを参考にして、予想を組み立てる手があるかもしれない。
年齢別の成績をチェック
過去10年の札幌記念で優勝した3歳馬は2014年のハープスターだけ。その他の優勝馬は4歳から6歳まで3頭ずつで、連対率と3着内率は5歳が最も高い。ちなみに札幌記念がGⅡになってから(1997年以降)、7歳以上の馬で優勝を果たしたのは2000年のダイワカーリアン(7歳)だけだ。
スピードの持続力に長けたサンデーサイレンス系
父もしくは母父にサンデーサイレンスの血脈を持つ馬が優勢。とりわけ、ネオユニヴァース、ステイゴールド、マンハッタンカフェなど、スピードの持続力に長けたサンデーサイレンス系種牡馬を持つ馬の活躍が目立つ。ほかでは、父にキングマンボ系種牡馬を持つ馬の好走例も多い。なかでも、1~3枠を引き当てた馬であれば、期待度は一段とアップする。2017年に6番人気→12番人気→1番人気の順で上位を総ナメ。2015年にはヒットザターゲット(8番人気)が低評価を覆して、2着連対を果たしている。「内枠に入った父キングマンボ系」は、超人気薄でも押さえておいたほうが賢明だ。
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