2020 関屋記念 最終予想
日曜日の新潟メイン重賞「関屋記念」の最終予想を公開させていただきます。
前々日馬場情報
JRAが前々日に馬場情報を出しているのでチェックしていきます。
人気別成績 過去20年
人気サイドが優勢
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 7-4-4-5 | 35.0% | 55.0% | 75.0% | 108.0% | 114.0% |
2番人気 | 3-2-1-14 | 15.0% | 25.0% | 30.0% | 73.5% | 51.5% |
3番人気 | 2-1-5-12 | 10.0% | 15.0% | 40.0% | 56.0% | 90.5% |
4番人気 | 4-3-1-12 | 20.0% | 35.0% | 40.0% | 165.0% | 103.5% |
5番人気 | 0-3-1-16 | 0.0% | 15.0% | 20.0% | 0.0% | 52.5% |
6~9番人気 | 3-6-4-67 | 3.8% | 11.3% | 16.3% | 100.1% | 77.8% |
10番人気以下 | 1-1-5-120 | 0.8% | 1.6% | 5.5% | 53.8% | 36.7% |
2008年以降、1番人気は【4.3.1.4】と、平均的に活躍している印象。全体的に人気サイドは優勢で、連対馬24頭のうち19頭が5番人気以内となっている。また、前走の人気に着目すると連対馬24頭中20頭は前走1~5番人気に支持されていた。よって、前走から引き続き高い評価を受けている馬をフォーカスするのが、好結果に結び付きやすいと言えそうだ。
本命◎ 17 サトノアーサー 戸崎 5人気
対抗○ 16 グルーヴィット デムーロ 4人気
3番手▲ 18 トロワゼトワル 三浦 7人気
4番手△ 1 プリモシーン 福永 3人気
5番手△ 5 メイケイダイハード 石橋 13人気
ヒモ 2.8.10.11
本命は、
17 サトノアーサー 戸崎でいきます。
今回の予想優先項目は、
1.過去1年間にマイル前後での勝利経験
2.近年は520キログラム以上の大型馬が活躍
3.外枠優勢がかなり顕著
4.上位拮抗で単勝10倍台の馬にも勝機が
5.父か母父にノーザンダンサー系種牡馬を持つ馬
17 サトノアーサーは予想優先項目3・4・5で該当。3歳時にきさらぎ賞で2着、毎日杯でも2着に好走しており、早い段階から頭角を現していた素質馬。重賞勝ち鞍は2018年エプソムCの1つだけですが、新潟に合いそうな安定した末脚が炸裂するのではと思い本命にします。
対抗は、16 グルーヴィットでいきます。予想優先項目3・4で該当。昨年の中京記念では、クリノガウディー(2着)やプリモシーン(3着)などの実力馬を抑えて優勝。その後は勝利から遠ざかっているが、今年の高松宮記念では上位と差のない6着に入っており、パワフルな末脚は健在。適正は証明済みなので対抗にします。
3番手に、18 トロワゼトワルを3番手に入れました。予想優先項目1・3・4で該当。去年の9月中山オータムHを勝利。その後は、結果が出ていないのですが、重賞レベルの能力はまだまだ健在と思ってます。今回初の新潟競馬場で人気が落ちてるかもしれないですが、予想好走項目にもしっかり該当しているので3番手評価にしました。4番手に、1 プリモシーンを入れてます。2018年のフェアリーSを皮切りに同年の関屋記念、2020年の東京新聞杯とすでにマイル重賞を3勝している実力の持ち主。また、昨年のヴィクトリアマイルでも好タイムの2着に好走しており、距離適性は申し分ないですが、今回1枠1番に入ったので評価を下げて4番手にしました。
5番手に、5 メイケイダイハードでいきます。前走の中京記念を18頭立ての18番人気で制し、波乱を演出。前走時は追い切りで栗東坂路での自己ベストタイムをマークしており、本格化した可能性も十分。サマーマイルシリーズチャンピオンの座を目指して登場。今回も前走の勢いのまま上位に入ってくる可能性が高いと思い5番手評価とします。
この5頭からヒモへの組み合わせで買い目を考えました。
2020 関屋記念 買い目
単勝
17 |
3連複
1頭目 | 2頭目 | 3頭目 | 点数 |
---|---|---|---|
17 | 1.5.16.17.18 | 1.2.5.8.10.11.16.17.18 | 18 |
5.16.18 | 1.5.16.17.18 | 1.2.5.8.10.11.16.17.18 | 28 |
本命17の単勝と、本命17と上位5.16.18からの3連複で、買い目が3パターンになります。
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2020 関屋記念 枠順確定
「第55回 関屋記念(G3)」
2020年8月16日(日)
新潟 芝1600m
3歳以上オープン (国際)(特指)(別定)
3回新潟2日 15:45発走
関屋記念は、新潟競馬場で行われる重賞競走の中で新潟記念に次いで歴史が古く、1966年に3歳以上、ハンデキャップ、芝2000メートル(内回り)を舞台とした重賞として創設された。その後幾度か距離・条件が変更されたのち、2001年に新潟競馬場の馬場全面改修工事が竣工し、従来の右回りコースから左回りコースに生まれ変わったため、本競走は同年より左回りの芝1600メートル(外回り)で行われている。
2012年に、従来のサマーシリーズに加えて「サマーマイルシリーズ」が新設され、本競走はその第2戦に指定されたが、2020年から第3戦に変更された。
競走名の「関屋」とは、旧新潟競馬場の所在地。旧新潟競馬場は新潟市関屋字青山下百問割にあったが、戦後長期間にわたって中央競馬は開催されていなかった。1960年台前半になると競馬再開の機運が高まり、1965年に新潟市東部の現在地に新たな新潟競馬場が完成し、22年ぶりに中央競馬が再開された。
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | プリモシーン | 牝5 | 56.0 | 福永 | 5.0 (1人気) |
2 | ブラックムーン | 牡8 | 57.0 | 内田博 | 70.0 (17人気) |
3 | アンドラステ | 牝4 | 54.0 | 岩田望 | 5.0 (2人気) |
4 | メイショウグロッケ | 牝6 | 54.0 | 柴田善 | 31.9 (11人気) |
5 | メイケイダイハード | 牡5 | 56.0 | 石橋脩 | 29.5 (10人気) |
6 | アストラエンブレム | セ7 | 56.0 | 北村宏 | 13.4 (7人気) |
7 | ジャンダルム | 牡5 | 57.0 | 藤井勘 | 48.8 (14人気) |
8 | ミッキーブリランテ | 牡4 | 56.0 | 岩田康 | 17.9 (9人気) |
9 | ハーレムライン | 牝5 | 54.0 | 木幡巧 | 49.7 (15人気) |
10 | ミラアイトーン | 牡6 | 56.0 | 横山和 | 32.8 (12人気) |
11 | クリノガウディー | 牡4 | 56.0 | 横山典 | 10.4 (5人気) |
12 | エントシャイデン | 牡5 | 56.0 | 川須 | 10.6 (6人気) |
13 | ドーヴァー | 牡7 | 57.0 | 田辺 | 72.4 (18人気) |
14 | プロディガルサン | 牡7 | 56.0 | 丸山 | 46.3 (13人気) |
15 | ペプチドバンブー | 牡5 | 56.0 | 津村 | 66.9 (16人気) |
16 | グルーヴィット | 牡4 | 56.0 | Mデム | 5.8 (3人気) |
17 | サトノアーサー | 牡6 | 56.0 | 戸崎圭 | 9.7 (4人気) |
18 | トロワゼトワル | 牝5 | 54.0 | 三浦 | 17.6 (8人気) |
関屋記念 過去データ
2019年8月11日(日) 新潟 芝1600m 馬場:良
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順 | 上がり | 単勝オッズ | 人気 | 馬体重 | 厩舎 | 馬主 | 賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 13 | ミッキーグローリー | 牡6 | 56 | ルメール | 1:32.1 | 14-15 | 32.2 | 3.8 | 1 | 554(0) | [東] 国枝栄 | 野田みづき | 3,963.0 | |
2 | 14 | ミエノサクシード | 牝6 | 54 | 川島信二 | 1:32.2 | 1/2 | 5-6 | 32.9 | 11.7 | 6 | 474(0) | [西] 高橋亮 | 里見美惠子 | 1,618.0 |
3 | 6 | ソーグリッタリング | 牡5 | 57 | 浜中俊 | 1:32.2 | アタマ | 3-3 | 33.2 | 7.1 | 4 | 480(-4) | [西] 池江泰寿 | 社台レースホース | 989.0 |
4 | 9 | ディメンシオン | 牝5 | 54 | 戸崎圭太 | 1:32.2 | クビ | 10-11 | 32.5 | 19.1 | 8 | 462(+4) | [西] 藤原英昭 | 広尾レース | 590.0 |
5 | 5 | サラキア | 牝4 | 54 | 丸山元気 | 1:32.4 | 1.1/4 | 9-9 | 32.9 | 9.1 | 5 | 456(+8) | [西] 池添学 | シルクレーシング | 390.0 |
2018年8月12日(日) 新潟 芝1600m 馬場:良
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順 | 上がり | 単勝オッズ | 人気 | 馬体重 | 厩舎 | 馬主 | 賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 12 | プリモシーン | 牝3 | 51 | 北村宏司 | 1:31.6 | 9-8 | 33.4 | 4.1 | 1 | 488(+10) | [東] 木村哲也 | シルクレーシング | 3,952.5 | |
2 | 10 | ワントゥワン | 牝5 | 54 | M.デム | 1:31.6 | クビ | 15-15 | 32.8 | 8.3 | 5 | 450(+2) | [西] 藤岡健一 | 青山洋一 | 1,615.0 |
3 | 4 | エイシンティンクル | 牝5 | 54 | 和田竜二 | 1:31.8 | 1.1/4 | 1-1 | 34.6 | 6.9 | 3 | 500(-6) | [西] 坂口正則 | 栄進堂 | 987.5 |
4 | 14 | ヤングマンパワー | 牡6 | 57 | 大野拓弥 | 1:32.0 | 1.1/2 | 4-5 | 34.2 | 32.6 | 11 | 538(+18) | [東] 手塚貴久 | 星野壽市 | 590.0 |
5 | 8 | ロードクエスト | 牡5 | 56 | 三浦皇成 | 1:32.1 | 3/4 | 6-6 | 34.0 | 15.9 | 8 | 460(0) | [東] 小島茂之 | ロードホースクラブ | 390.0 |
2017年8月13日(日) 新潟 芝1600m 馬場:良
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順 | 上がり | 単勝オッズ | 人気 | 馬体重 | 厩舎 | 馬主 | 賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | マルターズアポジー | 牡5 | 57 | 武士沢友 | 1:32.2 | 1-1 | 34.3 | 12.1 | 7 | 528(0) | [東] 堀井雅広 | 藤田在子 | 3,956.7 | |
2 | 15 | ウインガニオン | 牡5 | 57 | 津村明秀 | 1:32.4 | 1.1/4 | 2-2 | 33.9 | 6.6 | 4 | 494(0) | [西] 西園正都 | ウイン | 1,616.2 |
3 | 10 | ダノンリバティ | 牡5 | 56 | 松若風馬 | 1:32.4 | クビ | 4-4 | 33.6 | 9.4 | 5 | 526(0) | [西] 音無秀孝 | ダノックス | 988.1 |
4 | 11 | ヤングマンパワー | 牡5 | 57 | 石橋脩 | 1:32.5 | 1/2 | 6-5 | 33.6 | 11.0 | 6 | 532(+16) | [東] 手塚貴久 | 星野壽市 | 590.0 |
5 | 1 | ダノンプラチナ | 牡5 | 56 | 蛯名正義 | 1:32.5 | アタマ | 11-11 | 33.0 | 12.8 | 8 | 492(+12) | [東] 国枝栄 | ダノックス | 390.0 |
2020 関屋記念 過去傾向データ
過去1年間にマイル前後での勝利経験
フレッシュな3歳馬から古豪マイラーまで幅広いタイプの出走馬がそろう重賞だが、過去10年の勝ち馬のうち9頭に共通点があった。それは過去1年以内に、芝1400メートルから芝1800メートルのレースで優勝経験があったこと。さらに付け加えると、2017年マルターズアポジー、2018年プリモシーン、2019年ミッキーグローリーと、過去1年以内にマイル前後の重賞を制していた馬が3連勝中となっている。
近年は520キログラム以上の大型馬が活躍
過去10年の馬体重別成績では、3着内率が高いのは460キログラム未満のやや小柄な馬と520キログラム以上の大型馬。しかし460キログラム未満の馬の勝利は2012年のドナウブルー(438キログラム)以降出ていないので、ややトレンドから外れている。近年は大型馬の優勝が目立っており、2016年ヤングマンパワー(526キログラム)、2017年マルターズアポジー(528キログラム)、2019年ミッキーグローリー(554キログラム)と、過去4年間で520キログラム以上の馬が3勝を挙げている。
外枠優勢がかなり顕著
過去10年の勝ち馬のうち8頭が7枠(5勝)と8枠(3勝)から出ている。特に近年は外枠に入った馬の活躍が顕著で、昨年は7枠の馬によるワンツーフィニッシュとなった。7枠と8枠に入った馬で単勝オッズが30倍未満の馬であれば、どんな馬でも注目しておきたい。逆に内枠に入った人気馬は、1番人気で12着に敗れた2017年のメートルダール(3枠6番)のような例があるので注意が必要だ。
上位拮抗で単勝10倍台の馬にも勝機が
過去10年の単勝オッズ別成績を見ると、上位人気馬のオッズが拮抗した年が多いせいか、単勝オッズ15倍未満から好走馬が満遍なく出ている。また、3着以内馬延べ30頭は全て30倍未満だった。馬券的に妙味があるのは単勝オッズ10倍台の馬で、2015年2着のマジェスティハーツ、2016年2着のダノンリバティ、2017年1着のマルターズアポジー、2019年2着のミエノサクシードなど、ここ数年は毎年のように連対している。一方、単勝オッズが30倍以上の馬は、過去10年で延べ64頭いて一度も3着以内に入っていないため、データ的には軽視できそうだ。
父か母父にノーザンダンサー系種牡馬を持つ馬
血統面については、突出した成績を残している種牡馬の存在が皆無の状況。2012年以降は、父か母父にノーザンダンサー系種牡馬を持つ馬の活躍が顕著で、8勝を含む13連対。3着も5回を数える盛況ぶりだ。また、父ヘイルトゥリーズン系の好走例も多く、なかでも母父ノーザンダンサー系との相性が抜群。該当馬は6勝を含む3着以内12回と大活躍している。ほかでは、母父ボールドルーラー系も侮れない。馬券に絡んだ馬はいずれも6番人気以下の伏兵陣。
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