2020 ローズS 重賞予想

2020 ローズS　最終予想

日曜日の中京メイン重賞「ローズS」の最終予想を公開させていただきます。

前々日馬場情報

JRAが前々日に馬場情報を出しているのでチェックしていきます。

中京競馬場 馬場情報

中京競馬場　天気情報

人気別成績 過去20年

人気サイドから人気薄を絡めて、中穴配当を狙う

2008年以降、1番人気は【5.2.1.4】と信頼度は高いのだが、2～3番人気は【1.2.4.17】という低調な成績。一方で、中穴ゾーンである6～9番人気が毎年のように馬券に絡みを果たす奮闘を見せている。人気通りに順当決着した2012年のような例もあるが、イメージよりも波乱含みの一戦であることは間違いない。

本命◎ 15 デゼル 武豊　2人気

対抗○ 5 リリーピュアハート 福永 5人気

3番手▲ 3 フアナ ルメール 1人気

4番手△ 14 シャレード 戸崎　9人気

5番手△ 2 フィオリキアリ 北村 7人気

ヒモ 1.6.7.8.9.10

今回の予想優先項目は、
1.3歳時の出走回数をチェック
2.芝2000メートル以上の重賞好走馬に注目
3.1番人気が5勝と活躍
4.オークスからの臨戦馬が強い
5.父サンデー系・ディープ産駒・ノーザンダンサー系

本命の15 デゼルは予想優先項目1・4・5に該当。前走のオークス（11着）は中2週で2度目の長距離輸送。8キログラムの馬体重減でとどめたのはこの馬の芯の強さだろうが、上積みを見込みづらい状況でのGⅠ参戦はさすがに厳しかったよう。しっかりと疲れを取り、舞台は直前輸送で挑める中京コース。条件はこの馬に味方しそう。

対抗は、5 リリーピュアハートでいきます。予想優先項目1・4・5で該当。前走のオークス（9着）は無念の一戦でしたが、今回と同じ左回りの東京コースでハイパフォーマンスを見せた実績があることはかなりの強調材料。母の父がガリレオという血統ですが、フットワークのきれいな馬なので、良馬場での決め手勝負になれば伸びてきそう。

3番手に、3 フアナを3番手に入れました。予想優先項目1〜4で該当。十分なレース間隔を取っていたにもかかわらず、馬体が減少していった春シーズン。仕上げに難しいところがあったのは確か。28キログラム増えていた前走の馬体重はリフレッシュ効果を示すもの。今回はメンバーが強いなかでどこまで力を発揮できるか。

4番手に、14 シャレードを入れてます。予想優先項目3〜5で該当。春はトライアルレースで敗れてG1レースには出走できずでしたが、前走新潟の1勝クラス（芝2000m）でラストの上がりしっかりと切れて1着に。今回も左回りの中京で距離も芝2000mなので、このメンバーに入ってもあの切れ味が出せれば馬群から伸びてくるのでは。

5番手に、2 フィオリキアリでいきます。予想優先項目3・4で該当。春は桜花賞7着、オークス14着と負けていますが、しぶとい先行力があり、今回も先行して有力馬が牽制して伸びてくるより先に、それより前にいるこの馬に展開は向きそう。

この5頭からヒモへの組み合わせで買い目を考えました。

2020 ローズS　買い目

単勝

3連複

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2020 ローズS　枠順確定

「第38回 関西TVローズS(G2)」
2020年9月20日(日)　
中京 芝2000ｍ
3歳オープン  (国際) 牝(指)(馬齢)
2回中京4日　15:35発走

1983年に3歳牝馬限定の重賞競走として創設された。創設当初は10月に京都競馬場・芝2000メートル（外回り）で行われ、翌1984年にはGⅡに格付けされた。その後、1996年に秋華賞が創設されたことに伴い秋華賞トライアルに指定され、舞台が9月の阪神競馬場・芝2000メートルに移された。また、2007年から距離が200メートル短縮され、阪神競馬場・芝1800メートル（外回り）で行われるようになった。なお、本競走の3着までの馬には秋華賞の優先出走権が与えられる。2020年は京都競馬場整備工事による開催日程の変更により中京競馬場・芝2000メートルで行われる。

競走名のローズ（Rose）は、バラを意味する英語。花言葉は「愛」「美」。

ローズS　過去データ

2019年9月15日(日)　阪神 芝1800m 馬場：良

2018年9月16日(日) 阪神 芝1800m 馬場：良

2017年9月17日(日) 阪神 芝1800m 馬場：良

2020 ローズS 過去傾向データ

3歳時の出走回数をチェック

過去10年の優勝馬の前走はオークスと3歳以上・1勝クラス（旧500万下）に限られている。それを踏まえて、前走がオークスまたは3歳以上・1勝クラス（旧500万下）だった馬について、3歳時の出走回数別成績を調べてみた。すると、3回だった馬が6勝を挙げており、勝率も27.3%と優秀であることが分かった。なお、4回だった馬は3回の馬に次ぐ勝率（13.0%）を記録しているが、5回以上になると勝率は2.9%と大幅に下がってしまう。1着候補という観点からすれば、前走がオークスまたは3歳以上・1勝クラス（旧500万下）であっても、3歳時の出走回数が5回以上や2回以下の馬は評価を下げた方がいいだろう。

芝2000メートル以上の重賞好走馬に注目

過去10年の出走馬について、芝2000メートル以上の重賞で5着以内に入った経験の有無別に成績を調べてみると、経験があった馬は3着内率が43.3%と高いレベルにある。ちなみに、3着以内に入った13頭が5着以内に入っていた芝2000メートル以上の重賞は、左回りの東京競馬場で行われるオークスまたはフローラSだった。今年のローズSは同じく左回りの中京競馬場で行われるため、例年以上に東京競馬場での経験が生きてくる可能性も考えられ、オークスやフローラSで上位に入っていた馬を高く評価する手もありそうだ。

1番人気が5勝と活躍

過去10年の単勝人気別成績を見ていくと、1番人気と2番人気は共に50%以上の3着内率をマークしている。特に、前走がオークスだった馬が1番人気に支持されたケースは〔5・1・0・2〕（3着内率75.0%）の好成績だ。なお、2番人気、4番人気、5番人気が挙げた勝利もオークスからの臨戦馬によるものだが、前走がオークスでも6番人気以下だと〔0・2・0・11〕（3着内率15.4%）と勝ち切れていない。対照的に、前走が条件クラスのレースだった馬が6番人気から9番人気だった場合、〔2・2・3・17〕（3着内率29.2%）と好走するケースが多いことも覚えておいて損はないだろう。

オークスからの臨戦馬が強い

過去10年の前走別成績を調べると、オークスからの臨戦馬が8勝と勝利数で他を圧倒している。該当馬は3着内率も30.0%と上々で、オークスに出走していた馬には注目しておきたい。一方で、2015年のタッチングスピーチと2017年のラビットランは3歳以上・1勝クラス（旧500万下）からの臨戦で優勝している。また、前走が3歳以上・2勝クラス（旧1000万下）だった馬は勝利こそないものの、3着内率は25.0%とまずまずの数値になっている。前走で古馬混合のレースに出走していた馬も軽視は禁物だろう。

父サンデー系・ディープ産駒・ノーザンダンサー系