2020 スプリンターズS G1予想

2020 スプリンターズS 最終予想

秋のG1レースの開幕!日曜日の中山メイン「スプリンターズS」の最終予想を公開させていただきます。

前々日馬場情報

JRAが前々日に馬場情報を出しているのでチェックしていきます。

中山競馬場 馬場情報

中山競馬場 天気情報

人気別成績 過去20年

「人気馬×穴馬」の組み合わせ

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気8-4-1-740.0%60.0%65.0%112.5%88.5%
2番人気2-7-4-710.0%45.0%65.0%36.5%105.0%
3番人気3-4-1-1215.0%35.0%40.0%130.0%101.5%
4番人気1-0-0-195.0%5.0%5.0%40.5%13.5%
5番人気2-1-2-1510.0%15.0%25.0%83.0%73.5%
6~9番人気1-1-9-691.3%2.5%13.8%17.3%75.6%
10番人気以下3-3-3-1212.3%4.6%6.9%256.4%89.9%

基本的に上位人気を信頼できるレース。1番人気の信頼度は高く、勝ち馬は3番人気以内から生まれる年が多い。4番人気以下が勝利を収める年は、「2着は3番人気以内」というケースがほとんどで、1986年の第20回以降、「3番人気以内のいずれか1頭が2着連対」という構図を守り抜いている。「4番人気以下同士のワンツー」は、1985年の第19回以来30年以上発生していない。波乱が起こる年はあるものの、超人気薄同士で決まっての大荒れにはあまり期待しないほうがいいレースだ。一方で、ガチガチの1~2番人気決着も少ない。

 

本命◎ 2 モズスーパーフレア 松若 2人気

対抗○ 3 ダノンスマッシュ 川田 3人気

3番手▲ 6 ライトオンキュー 古川 6人気

4番手△ 10 グランアレグリア ルメール 1人気

5番手  5 メイショウグロッケ 浜中 12人気

6番手  12 ビアンフェ 藤岡祐 10人気

ヒモ 1.7.8.9

今回の予想優先項目は、
1.春のGⅠ・GⅡ実績に注目
2.ミスタープロスペクター系が圧倒中
3.内と外に睨みをきかせられる中寄りの馬番が優勢
4.前走の単勝人気も頼りになる指標
5.継続騎乗馬
6.父・母父サンデーの血


本命の2 モズスーパーフレアは予想優先項目1・2・4・5に該当。中2週で大敗した4歳春の高松宮記念(15着)以降は、しっかりレース間隔を空けて使われています。北九州記念をステップにスプリンターズSへ出走するローテーションは昨年(2着)と同じ。調教で動く馬ですが、相変わらず坂路の動きは抜群。中山実績も十分。騎手も継続で松若騎手なので去年のリベンジを果たすと思います。

対抗は、3 ダノンスマッシュでいきます。予想優先項目1・2・4で該当。3歳11月の京阪杯から、前走のセントウルSで重賞6勝目をマーク。これまでGⅠに7度出走して昨年のスプリンターズS3着が最高着順、5歳秋を迎えて一段と完成して来ており、前哨戦を制した勢いに乗ってG1獲得が目の前に。不安要素として騎手が継続騎乗ではないところ。

3番手に、6 ライトオンキューを3番手に入れました。予想優先項目3〜5で該当。重賞成績はG3の京阪杯1着が最高。今回、予想優先項目に思ったよりも該当した馬No.1です。ここは上位人気の馬の中で3頭の間に割って入るのはこの馬が一番と思ってます。

4番手に、10 グランアレグリアを入れてます。予想優先項目1・3・4で該当。前走の安田記念で、3歳春の桜花賞に続くGⅠ2勝目をマーク。初めての芝1200メートル戦だった前々走の高松宮記念では、4コーナー12番手から2着(3位入線繰り上がり)に追い上げて、スプリント適性の高さも証明済み。上位人気3頭の中ではこの馬が崩れそうと思い、4番手評価にしました。その要素としては、騎手乗り替わり(池添からルメール)と中山初出走があります。左回りの直線長いコースがこの馬はベストな舞台で中山適正はそこまでと思ってます。

5番手に、5 メイショウグロッケを入れてます。予想優先項目5・6で該当。前走のセントウルステークス2着。京都牝馬S3着の実績があります。予想優先項目の6.父・母父サンデーの血に該当するのは1.5だけで、前走2着のこの馬を上位にとりました。人気も思ったよりないですし、前走のような上がりを見せてくれると3着以内は十分あると見てます。

6番手に、12ビアンフェを入れてます。予想優先項目4で該当。今年の3歳馬は上位数頭以外は、層が薄いと言われていますがこの馬は、好走したレースがどれも印象に残っていて(5月葵S・京都芝1200m1着、2019年京王杯2歳S・東京芝1400m2着)、前走古馬と初対戦で5着でしたが、本番に向けた休み明けでした。予想優先項目の4.前走の単勝人気でも3番人気で該当。枠も中枠ですし、この人気であればここは上位に入れてみたいと思いました。

この6頭からヒモ4頭への組み合わせで買い目を考えました。

2020 スプリンターズS 買い目

単勝
2

ワイド
1頭目2頭目点数
5.6.122.36
3連複
1頭目2頭目3頭目点数
2.32.3.6.101.2.3.5.6.7.8.9.10.1234
2.32.3.5.6.121.2.3.5.6.7.8.9.10.1244

3連単
1頭目2頭目3頭目点数
2.31.2.3.5.6.7.8.9.10.125.632
2.35.61.2.3.5.6.7.8.9.10.1232

本命2モズスーパーフレアの単勝、上位2頭からの3連複、5.6.12から上位2.3のワイド、今回は3連単も予想しました。5.6の2.3着の3連単による買い目6パターンになります。買目が多いくて、すいません。秋のG1初戦は的中させて行きたいですね。

みなさん、良い競馬ライフを!

 

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2020 スプリンターズS 枠順確定

第54回 スプリンターズS(G1)
2020年10月4日(日) 
中山 芝1200m
3歳以上オープン  (国際)(指)(定量)
4回中山9日 15:40発走

本競走は、1967年に3歳以上・ハンデキャップの条件で中山競馬場・芝1200メートルを舞台に創設され、当時3歳以上の馬が出走できる唯一のスプリント重賞だった。1984年のグレード制導入に伴い本競走はGⅢに格付けされ、開催時期を3月に移し、京王杯スプリングCと共に安田記念のステップレースに位置付けられた後、1987年にGⅡへ格上げされた。その後、スプリンター系のための大レースを実施することによって、競走距離体系を明確に、一層の充実を図る観点から、1990年にGⅠに格上げされ、開催時期も有馬記念の1週前となった。さらに、2000年にスプリント競走体系が整備されたことにより、初秋の中山開催の最終週に開催時期が繰り上げられた。以来、秋競馬最初のGⅠレースとして定着している。

馬番馬名性齢斤量騎手当日オッズ(10時)前日オッズ
1ダイメイプリンセス牝755.0秋山真149.0 (15人気)157.8 (15人気)
2モズスーパーフレア牝555.0松若4.3 (2人気)4.2 (2人気)
3ダノンスマッシュ牡557.0川田5.0 (3人気)5.0 (3人気)
4キングハート牡757.0北村宏197.9 (16人気)262.0 (16人気)
5メイショウグロッケ牝655.0浜中69.3 (12人気)87.4 (12人気)
6ライトオンキュー牡557.0古川15.9 (6人気)15.4 (6人気)
7ミスターメロディ牡557.0福永20.0 (7人気)22.7 (7人気)
8ダイメイフジ牡657.0菱田91.1 (13人気)98.1 (13人気)
9ダイアトニック牡557.0横山典12.9 (4人気)8.8 (4人気)
10グランアレグリア牝455.0ルメー2.5 (1人気)2.7 (1人気)
11ラブカンプー牝555.0斎藤108.5 (14人気)103.2 (14人気)
12ビアンフェ牡355.0藤岡佑41.4 (10人気)43.7 (11人気)
13レッドアンシェル牡657.0Mデム14.0 (5人気)11.5 (5人気)
14エイティーンガール牝455.0池添26.7 (8人気)33.6 (9人気)
15クリノガウディー牡457.0三浦30.0 (9人気)30.9 (8人気)
16アウィルアウェイ牝455.0松山45.8 (11人気)42.2 (10人気)

 

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スプリンターズS 過去データ

2019年9月29日(日) 中山 芝1200m 馬場:良

18タワーオブロンドン牡457ルメール1:07.1 11-833.52.92514(-2)[東] 藤沢和雄ゴドルフィン11,344.4
27モズスーパーフレア牝455松若風馬1:07.21/21-134.46.23502(-4)[西] 音無秀孝キャピタル・システム4,498.4
32ダノンスマッシュ牡457川田将雅1:07.2クビ7-833.72.81470(-8)[西] 安田隆行ダノックス2,849.2
413ミスターメロディ牡457福永祐一1:07.414-234.115.76502(+6)[西] 藤原英昭グリーンフィールズ1,700.0
55レッツゴードンキ牝755岩田康誠1:07.51/214-1433.447.09490(-12)[西] 梅田智之廣崎利洋HD1,100.0

2018年9月30日(日) 中山 芝1200m 馬場:稍重

着順馬番馬名

性齢

斤量騎手タイム着差通過順上がり単勝オッズ人気馬体重厩舎馬主賞金
18ファインニードル牡557川田将雅1:08.3 6-834.52.81470(0)[西] 高橋義忠ゴドルフィン11,336.0
29ラブカンプー牝353和田竜二1:08.3クビ2-235.131.711436(+2)[西] 森田直行増田陽一4,496.0
31ラインスピリット牡757武豊1:08.41/23-435.063.713444(+2)[西] 松永昌博大澤繁昌2,848.0
46ダイメイプリンセス牝555秋山真一1:08.5クビ12-934.430.810506(+4)[西] 森田直行宮本孝一1,700.0
510レッツゴードンキ牝655岩田康誠1:08.63/413-1134.311.84490(-8)[西] 梅田智之廣崎利洋HD1,100.0

2017年10月1日(日) 中山 芝1200m 馬場:良

着順馬番馬名

性齢

斤量騎手タイム着差通過順上がり単勝オッズ人気馬体重厩舎馬主賞金
18レッドファルクス牡657M.デム1:07.6 11-1033.03.21474(0)[東] 尾関知人東京ホースレーシング10,140.2
22レッツゴードンキ牝555岩田康誠1:07.6クビ9-733.110.85496(0)[西] 梅田智之廣崎利洋HD3,997.2
36ワンスインナムーン牝455石橋脩1:07.71/21-133.816.07452(0)[東] 斎藤誠いとはんホールディングス2,548.6
41スノードラゴン牡957大野拓弥1:07.7クビ12-1233.0103.316510(+6)[東] 高木登岡田牧雄1,500.0
512ブリザードセ657モッセ1:07.8クビ7-733.432.612504(-6)[外] イウインフィニテュード・シンジケート980.0

2020 スプリンターズS 過去傾向データ

春のGⅠ・GⅡ実績に注目

直近のサマースプリントシリーズで活躍していた馬に注目が集まることが多いが、過去10年の優勝馬にほぼ共通しているのが春のGⅠ・GⅡ実績。GⅠ・GⅡ不出走だった2016年のレッドファルクスを除く延べ9頭には、同年春のGⅠで3着以内、もしくはGⅡ1着の実績があった。ちなみに、2014年のスノードラゴンは単勝13番人気という評価の低い中での優勝だった。各馬の成績を比較する際は、春シーズンの実績を忘れないようにしておきたい。

ミスタープロスペクター系が圧倒中

スプリンターズSではミスタープロスペクター系種牡馬の産駒が過去10年で6勝を挙げている。特に近年は他系統を圧倒中で、2019年は1着のタワーオブロンドンだけでなく、2着のモズスーパーフレアと3着のダノンスマッシュも父がミスタープロスペクター系と、3着以内を独占。2018年は1着馬と3着馬、2017年は3着以内馬全ての父がミスタープロスペクター系だった。さらに、上位人気に支持された時の信頼度が高く、1、2番人気時の成績は〔5・1・1・1〕で、勝率は62.5%、3着内率は87.5%に達している。

内と外に睨みをきかせられる中寄りの馬番が優勢

新潟競馬場で行われた2014年を除く過去9回の馬番別の成績をまとめると、中寄りの馬番が好成績となっている。スタートが決まらず包まれると厳しい展開になる内寄りの馬番(1番から5番)、距離ロスのある馬群の外を回らされるリスクがある外寄りの馬番(11番から16番)に対し、柔軟なレースができる中寄りの馬番(6番から10番)となった馬が好結果を残しやすいようだ。

前走の単勝人気も頼りになる指標

前走欄でぜひ確認しておきたいのは単勝人気である。表にあるように、前走で1番人気に支持されていた馬が過去10年で5勝と好成績を挙げている。それに加えて、1番人気から4番人気までと5番人気以下とでは好走率に大きな差が出ている。2018年に11番人気で2着に入ったラブカンプーや、2014年に13番人気で優勝したスノードラゴンも前走では4番人気以内だった。馬券の軸は前走で上位人気に支持されていた馬から選びたい。

継続騎乗馬

最初にチェックしたいのは騎手の乗り替わりの有無だ。騎手が乗り替わっていた馬は過去10年間でまったく勝てておらず、連対率もわずか1.5%にとどまっている。早い段階からここを目標にしてきた有力スプリンターは、騎手の確保も早い段階からできているのだろう。ここまで極端な傾向が出ているなら、乗り替わりとなった馬は軽視したい。スプリンターズSの予想は、前走と同じ騎手が乗っている馬を中心に組み立てるのがセオリーである。

父・母父サンデーの血

父もしくは母父にサンデーサイレンスの血を持つ馬。以前はどちらかというと、マイナス材料にもなりかねない血筋だったが、2014~2016年の間、3年連続で1~3着を独占。そして、2017年はワンツー決着。マイナスどころか、主流血統に変わりつつある。とりわけ、ニジンスキーの血を持つ馬との相性が良く、2015年は1着馬が母父母、2着馬は父母父、3着馬は母母父と、ニジンスキーの血を持つ馬で上位を独占した。2016年も母母父ニジンスキー系のソルヴェイグ(9番人気)が低評価を覆して3着に食い込んでいる。要注目の血統と言えるだろう。

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