2020 新潟記念 最終予想
日曜日の新潟メイン重賞「新潟記念」の最終予想を公開させていただきます。
前々日馬場情報
JRAが前々日に馬場情報を出しているのでチェックしていきます。
人気別成績 過去20年
中穴~大穴を積極的に狙うべきレース。
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 4-4-0-12 | 20.0% | 40.0% | 40.0% | 59.0% | 63.0% |
2番人気 | 4-1-0-15 | 20.0% | 25.0% | 25.0% | 118.5% | 56.5% |
3番人気 | 3-1-3-13 | 15.0% | 20.0% | 35.0% | 100.0% | 78.5% |
4番人気 | 0-1-2-17 | 0.0% | 5.0% | 15.0% | 0.0% | 40.5% |
5番人気 | 3-2-0-15 | 15.0% | 25.0% | 25.0% | 137.5% | 76.5% |
6~9番人気 | 4-9-9-59 | 4.9% | 16.0% | 27.2% | 55.6% | 123.6% |
10番人気以下 | 2-2-6-124 | 1.5% | 3.0% | 7.5% | 85.4% | 65.9% |
2008年以降、1~2番人気は【4.3.0.17】と信頼度はイマイチ。また。3~4番人気も不振で、2着連対すら果たしていない。対照的に中穴ゾーンである5~9番人気は、6勝を含む14連対の好成績。2桁人気の馬券絡みも8回を数え、波乱傾向の強さはかなりのものである。
本命◎ 8 サトノガーネット 坂井 8人気
対抗○ 7 アールスター 長岡 11人気
3番手▲ 5 ジナンボー デムーロ 3人気
4番手△ 6 メートルダール 丸山 18人気
5番手△ 14 カデナ 鮫島 5人気
ヒモ 1.2.3.9.10.12.17.18
本命は、
8 サトノガーネット 坂井でいきます。
今回の予想優先項目は、
1.近年は5歳以下の牡馬が活躍
2.55キログラムから57キログラムの馬に注目
3.重賞勝ち馬は人気薄でも侮れない
4.前走もサマー2000シリーズの対象レースだった馬が中心だが
5.自身が2000m超のG1を制している種牡馬
本命の8 サトノガーネットは予想優先項目2〜5で該当。昨年の中日新聞杯で、牡馬を破って重賞初制覇を達成。その後はひと息の成績が続いていましたが、前走の小倉記念では最後の直線で目の覚めるような末脚を発揮してアールスターの2着に好走。展開がかみ合えば、ここでも一気の差し切りが可能とみました。ここは迷わず本命にします。
対抗は、7 アールスターでいきます。予想優先項目1〜4で該当。14頭立ての10番人気で出走した前走の小倉記念では、直線で鮮やかなイン強襲劇を披露。53キログラムのハンデとハイペースの展開が向いた面があったとはいえ、見事な内容で重賞初制覇をあげています。気温の高い時季に好成績を残している馬だけに、今回も勝ち負けできると思います。
3番手に、5 ジナンボーを3番手に入れました。予想優先項目2・4・5で該当。1番人気の支持を受けて重賞タイトル奪取を狙った前走の七夕賞は9着でしたが、敗因はスタートで後手を踏み、流れに乗れなかったため。昨年の本レースで、勝ったユーキャンスマイルと激しい競り合いを演じて2着に好走した馬。巻き返しできるのでは。4番手に、6 メートルダールを入れてます。予想優先項目2・3で該当。過去には中日新聞杯を勝利しており、重賞実績もある馬。好走条件に該当している今回は人気もないですし、思い切って上位評価にしました。
5番手に、14 カデナでいきます。予想優先項目3・5で該当。2歳秋に京都2歳S、3歳春には弥生賞を制覇しており、早い段階から実績を積み上げてきました。その後は少し伸び悩んだ時期もありましたが、今年の小倉大賞典を勝って復活をアピール。力強い末脚は健在で、前走の宝塚記念(12着)からの巻き返しに期待します。
この5頭からヒモへの組み合わせで買い目を考えました。
2020 新潟記念 買い目
単勝
8 |
3連複
1頭目 | 2頭目 | 3頭目 | 点数 |
---|---|---|---|
8 | 5.7.8 | 5.6.7.8.14 | 5 |
8 | 5.6.7.8.14 | 1.2.3.5.6.7.8.9.10.12.14.17.18 | 38 |
本命8の単勝と、上位5頭からの3連複で、買い目が3パターンになります。
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2020 新潟記念 枠順確定
「第56回 新潟記念(G3)」
2020年9月6日(日)
新潟 芝2000m
3歳以上オープン (国際)(特指)(ハンデ)
3回新潟8回 15:45発走
本競走は、新潟競馬場で行われる重賞競走の中で最も歴史が古く、1965年に3歳以上・ハンデキャップの重賞「新潟記念」として創設され、第1回は新潟競馬場の芝2000メートル(内回り)で行われた。その後、1974年から1999年まで外回りコースで行われたが、2001年に左回りの新コースが完成してからは、左回りの芝2000メートル(外回り)で行われている。
2006年から夏季競馬をさらに盛り上げるため設けられた「サマー2000シリーズ」の最終戦に指定されており、シリーズチャンピオンを決する重要な一戦となった。
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | インビジブルレイズ | 牡6 | 56.0 | 北村宏 | 80.5 (14人気) |
2 | アイスバブル | 牡5 | 55.0 | 戸崎圭 | 14.6 (7人気) |
3 | ピースワンパラディ | 牡4 | 55.0 | 池添 | 7.6 (4人気) |
4 | サトノダムゼル | 牝4 | 53.0 | 岩田康 | 29.5 (11人気) |
5 | ジナンボー | 牡5 | 56.0 | Mデム | 6.8 (3人気) |
6 | メートルダール | 牡7 | 56.0 | 丸山 | 92.4 (16人気) |
7 | アールスター | 牡5 | 56.0 | 長岡 | 21.3 (9人気) |
8 | サトノガーネット | 牝5 | 55.0 | 坂井 | 11.3 (6人気) |
9 | アイスストーム | 牡5 | 56.0 | 柴田大 | 45.7 (12人気) |
10 | ウインガナドル | 牡6 | 55.0 | 三浦 | 27.8 (10人気) |
11 | ワーケア | 牡3 | 53.0 | ルメー | 3.7 (1人気) |
12 | プレシャスブルー | 牡6 | 54.0 | 石橋脩 | 84.5 (15人気) |
13 | ゴールドギア | 牡5 | 53.0 | 田辺 | 55.9 (13人気) |
14 | カデナ | 牡6 | 58.0 | 鮫島駿 | 8.0 (5人気) |
15 | リープフラウミルヒ | 牝5 | 53.0 | 津村 | 104.5 (17人気) |
16 | サンレイポケット | 牡5 | 54.0 | 荻野極 | 19.1 (8人気) |
17 | ブラヴァス | 牡4 | 56.0 | 福永 | 3.8 (2人気) |
18 | サトノクロニクル | 牡6 | 56.0 | 藤井勘 | 106.9 (18人気) |
新潟記念 過去データ
2019年9月1日(日) 新潟 芝2000m 馬場:良
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順 | 上がり | 単勝オッズ | 人気 | 馬体重 | 厩舎 | 馬主 | 賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | ユーキャンスマイル | 牡4 | 57 | 岩田康誠 | 1:57.5 | 13-12 | 33.6 | 6.3 | 2 | 496(+4) | [西] 友道康夫 | 金子真人ホールディングス | 4,163.0 | |
2 | 5 | ジナンボー | 牡4 | 54 | M.デム | 1:57.5 | クビ | 4-4 | 33.9 | 11.1 | 6 | 472(0) | [東] 堀宣行 | 金子真人ホールディングス | 1,618.0 |
3 | 6 | カデナ | 牡5 | 57 | 武藤雅 | 1:57.8 | 2 | 17-15 | 33.6 | 14.2 | 8 | 478(+4) | [西] 中竹和也 | 前田幸治 | 1,009.0 |
4 | 15 | ブラックスピネル | 牡6 | 57 | 松若風馬 | 1:57.9 | 1/2 | 1-1 | 34.8 | 32.0 | 11 | 516(+6) | [西] 音無秀孝 | サンデーレーシング | 620.0 |
5 | 4 | フランツ | 牡4 | 55 | 戸崎圭太 | 1:58.0 | クビ | 10-9 | 34.1 | 8.6 | 3 | 444(-4) | [西] 音無秀孝 | 近藤英子 | 410.0 |
2018年9月2日(日) 新潟 芝2000m 馬場:良
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順 | 上がり | 単勝オッズ | 人気 | 馬体重 | 厩舎 | 馬主 | 賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ブラストワンピース | 牡3 | 54 | 池添謙一 | 1:57.5 | 11-11 | 33.5 | 1.8 | 1 | 530(-2) | [東] 大竹正博 | シルクレーシング | 4,146.2 | |
2 | 5 | メートルダール | 牡5 | 57 | 福永祐一 | 1:57.8 | 1.3/4 | 12-13 | 33.6 | 15.4 | 6 | 490(+20) | [東] 戸田博文 | キャロットファーム | 1,613.2 |
3 | 4 | ショウナンバッハ | 牡7 | 53 | 三浦皇成 | 1:57.9 | 1/2 | 12-11 | 33.9 | 116.9 | 13 | 452(0) | [東] 上原博之 | 国本哲秀 | 1,006.6 |
4 | 11 | エンジニア | 牡5 | 54 | 北村宏司 | 1:58.2 | 1.3/4 | 9-8 | 34.3 | 14.9 | 5 | 480(-2) | [東] 牧光二 | 高嶋祐子 | 620.0 |
5 | 6 | メドウラーク | 牡7 | 56 | 丸田恭介 | 1:58.4 | 1.1/4 | 9-8 | 34.5 | 52.7 | 10 | 498(-10) | [西] 橋田満 | 吉田勝己 | 410.0 |
2017年9月3日(日) 新潟 芝2000m 馬場:良
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順 | 上がり | 単勝オッズ | 人気 | 馬体重 | 厩舎 | 馬主 | 賞金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | タツゴウゲキ | 牡5 | 55 | 秋山真一 | 1:57.9 | 2-2 | 34.6 | 12.0 | 6 | 486(+4) | [西] 鮫島一歩 | 鈴木高幸 | 4,159.5 | |
2 | 11 | アストラエンブレム | 牡4 | 56.5 | M.デム | 1:57.9 | クビ | 4-5 | 34.1 | 3.5 | 1 | 474(+4) | [東] 小島茂之 | シルクレーシング | 1,617.0 |
3 | 7 | カフジプリンス | 牡4 | 55 | 中谷雄太 | 1:57.9 | ハナ | 3-3 | 34.2 | 31.9 | 12 | 524(0) | [西] 矢作芳人 | 加藤守 | 1,008.5 |
4 | 17 | ウインガナドル | 牡3 | 52 | 津村明秀 | 1:58.0 | 1/2 | 1-1 | 34.7 | 19.6 | 10 | 458(+4) | [東] 上原博之 | ウイン | 620.0 |
5 | 8 | フルーキー | 牡7 | 57 | 北村宏司 | 1:58.0 | ハナ | 12-14 | 33.8 | 25.2 | 11 | 498(+6) | [西] 角居勝彦 | 金子真人ホールディングス | 410.0 |
2020 新潟記念 過去傾向データ
近年は5歳以下の牡馬が活躍
過去10年の優勝馬延べ10頭のうち、牝馬は2013年のコスモネモシンのみだった。また、2014年以降は6歳以上の馬も〔1・0・3・53〕と1勝にとどまっており、近年の傾向を重視するならば牝馬と6歳以上の馬は評価を下げたいところだ。なお、過去6年の優勝馬のうち、5歳以下だった5頭はいずれも過去2走以内に1着があったことから、5歳以下の馬の中でも近2走で勝利経験のある馬に注目。
55キログラムから57キログラムの馬に注目
新潟記念はハンデキャップ競走のため実績馬は負担重量が重く設定される。そこで、過去10年の負担重量別成績を調べてみると、重賞勝ち馬の活躍が目立つレースではあるものの、57.5キログラム以上は3着内率12.5%と苦戦気味。対して、55キログラムから57キログラムの3着内率が比較的高く、3着以内馬延べ30頭中21頭がこの範囲内に収まっている。ちなみに、52キログラムで優勝した2013年のコスモネモシンは牝馬、54キログラムで勝利を収めた2018年のブラストワンピースは3歳馬で、ともに重賞勝利経験がある馬だった。負担重量が54キログラム以下、なおかつ重賞勝利経験のない馬は1着候補からは外した方がいいかもしれない。
重賞勝ち馬は人気薄でも侮れない
過去10年の出走馬について重賞勝利経験の有無別に成績を見ていくと、優勝馬延べ10頭中8頭は重賞勝利経験がある馬だった。2着馬と3着馬は勝利経験なしの馬の方が多いものの、勝率をはじめ好走率は低調な数値となっている。
なお、重賞勝利経験があった馬について単勝人気別の成績を調べると、6番人気から9番人気の馬が8頭も3着以内に入っている。3着内率は53.3%と1番人気(50.0%)を上回っており、重賞勝ちの実績を持つ馬は人気が高くなくても軽視禁物。
前走もサマー2000シリーズの対象レースだった馬が中心だが
サマー2000シリーズの最終戦だけあって、過去10年の3着以内馬延べ30頭中18頭は前走でも同シリーズの対象レース(小倉記念、函館記念、七夕賞)に出走していた。なかでも小倉記念からの臨戦馬が3着内率32.4%と好調で、優勝数でもトップに立っている。ただし、昨年は前走がGⅠの天皇賞(春)だったユーキャンスマイルが優勝し、3勝クラスを勝ったばかりのジナンボーが2着に入った。2018年は前走でGⅠに出走していたブラストワンピース(日本ダービー)とメートルダール(大阪杯)のワンツーとなっており、近年はサマー2000シリーズ以外のレースから臨んだ馬が活躍していることも覚えておきたい。
自身が2000m超のG1を制している種牡馬
舞台となる新潟芝外回り2000mは、決め手だけではなく、ハイレベルな持久力も求められるがゆえに、血統面における長距離適性の有無が大きなポイントとなる。なかでもディープインパクト、ステイゴールド、ハーツクライなど、自身が2000m超のG1を制している種牡馬の相性が良く、1~3着独占も珍しくない。ほかでは、父や母父にスタミナ型のノーザンダンサー系やナスルーラ系、ロベルト系など、馬力型の血筋を持つ馬の活躍も目立つ。とりわけ、サンデーサイレンス系と掛け合わせた馬の好走例が多いことを覚えておきたい。
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